約一年半ぶりの街道歩きです。 埼玉県寄居町の男衾駅から高崎方面に続く児玉街道を歩きました。
春で最も歩くには良い時期なので気分良く歩きたい気持ちと、久々なので足に負担がかからないようにとの気持ちから、近くもなく遠くもないコースを選びました。
さて始発で狭山市駅を出発して7時前には男衾駅に到着。
ここから荒川を渡るまで2キロくらいは児玉街道かどうかわからない道を歩きました。
荒川を渡り秩父鉄道の小前田駅前を通り、そのまま線路を超えます。
まもなく鎌倉街道の案内が現れました。 あれっ?ここは児玉街道だよね。鎌倉街道? 時代によって呼び名が違うことはよくあることです。 気にせず歩きます。
西側には常に山があります。このあたりほとんど同じ風景です。
八高線を渡り、しばらくすると何故か現代風な用土駅です。
美里町に入ります。
鎌倉街道の案内はけっこうあります。ありがたいです。
急に私有地と私有地の間の未整備な土地に「鎌倉街道」の案内が。
短い区間ですが、旧道らしい道がありました。
個人の土地には入らないように、とありますが、個人の土地かどうかが分からない感じなので、どんどん進んでしまいました。
一里塚があったようです。
児玉駅近くに高札場跡。
児玉駅近くの案内板に、競進社模範蚕室なる文化遺産があると書いてありました。 これは養蚕技術の改良に一生を捧げた木村九蔵が建てた蚕の飼育法を教える学校だとのこと。 なんのことかわかりませんが、一応、広瀬斜子織復元を目指す狭山遊糸会メンバーとして、無視するわけにはいきません。 小さい建物ながらもガイドしてくれたので、真面目に聞いてました。 ちょっとは興味出てきた証拠ですかね。
今日は児玉駅で終わり。電車の時刻を見たら、なんと1時間半くらい電車が来ない。 仕方ないので塙保己一記念館を軽く見てから帰りました。
帰ってから調べたら、武蔵嵐山から児玉までは、鎌倉街道上道と児玉街道はほとんど同じルートのようです。なるほど。。。
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