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松ぼっくり 東海道ウォーク 保土ヶ谷ー戸塚 松ぼっくり



広重東海道 広重東海道
(保土ヶ谷ー新町橋)
 帷子川に架かる新町橋と保土谷の宿を描く。
 橋の上の籠とこれから渡ろうとしている編笠の一行にやや物語を感じるが、全体的に平凡な構図。



 メインは権太坂・品濃坂である。権太坂は長い坂だが道はほぼ舗装されていて歩きやすい。これらの坂や史跡も多く退屈せずに東海道ウォークが出来る区間だ。



本陣 権太坂 街道

 JRの踏切を渡ると突き当たりに古い門が残る旧本陣軽部家(写真左)がある。特に大きいわけではないがやはり独特の雰囲気がある。ただ、ここは本陣跡だとわかっているからそう思うのであって、知らない人は果たしてこの家を見てどのように感じるのだろうか。
 
 ここからやや北に進路変更して、1−2km程進むと権太坂(写真中)に差し掛かる。昔旅人が地元の老人に坂の名を聞いたところ、その老人は耳が遠く、自分の名前を聞かれたと勘違いして「へい、権太と申しますだぁ」と答えたのがこの坂の名の由来とか。
 昔はちょっとした難所だったらしいが、今は住宅が建ち並ぶどこにでもある普通の坂である。この坂で行き倒れが多かったとは信じられない。途中で小学校の校庭を見ながらジュースを飲み一服。

 権太坂が終わり、いかにも旧家との雰囲気がある名物牡丹餅屋の子孫の家(写真右)がある。



境木地蔵 品濃一里塚 品濃坂
 
 境木地蔵(写真左)は武蔵と相模の国境にあるお地蔵さん。但しこの写真、見れば分かるがお地蔵さんの写真ではない。その前にある境木と地蔵についての説明を書いたものである。この後ろがお寺の境内となっており、そこに地蔵や古い燈篭などがあるのだが、何故か写真を撮り忘れたのである。

 そのすぐ先に薄暗い焼餅坂。そのまたすぐ先に品濃一里塚(写真中)がある。あまり整備されていないが左右一対の塚が原型をよく留めている。

 本当にここが旧東海道? と思ってしまいそうなのんびりとした裏道を進むと品濃坂(写真右)。いきなり階段になり環状2号線を陸橋で渡る。ここからの眺めは最高。戸塚の市街地から遠く富士山が見える。


江戸方見付跡  左手に旧家益田家を見ながら戸塚市街地に入っていく。実は益田家とはなんなのかはよく分からないのだが、どのガイドブックにも名称だけは記載されている。

 1kmほど歩くとファミリーレストラン前に江戸方見付跡碑(写真左)がある。ここから戸塚宿である。
 柏尾川に架かる吉田橋(広重保永堂版の戸塚宿はここを描く)を過ぎるともうすぐ戸塚宿の中心地に着く。