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東海道ウォーク 掛川ー袋井



広重東海道
(掛川ー秋葉山遠望)
 倉真川の大池橋から見る秋葉山を描く。静岡県周辺では現在でも秋葉山は独特の存在である。
 風の強い光景を糸の切れた凧、橋を渡る人の表情で表している。

 


 掛川の宿場を旧東海道から外れないできちんと歩くのは、よほど詳しく調べるか、知ってる人に案内してもらうしかなさそうだ。
 馬喰橋を渡り、宿場の中心地に行くまで七曲りという、くねくね道の難関がある。
 案の定、私は迷ってしまい、うろうろしてる間に掛川城に着いてしまった。



 掛川は山内一豊で有名な掛川城(写真左)を中心とした城下町としてのイメージが強い。しかし、宿場町としても・・・・と続けたいところだが、ほとんど宿場に関する物を見ることが出来なかった。私が道に迷ったり、掛川城に気をとられていたこともあるのだろうが。

 唯一、清水銀行の建物(写真中)が建てたばかりながら、見事なまでに歴史を売り物にする町を演出していた。

  市街地を離れると所々に松並木。間違いなく今、自分は旧東海道を歩いているんだとの実感を得られる。



 写真左は可睡斎への道標なのだがどこにあったものなのかはっきりしない。記憶にも記録にもないのだ。

 右にあるのは掛川城天守閣の入場券。