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東海道ウォーク 袋井ー見付



広重東海道
(袋井ー出茶屋ノ圖)
 宿はずれの出茶屋を描く。袋井の絵に出茶屋がなぜ描かれているのだろう。
 それと宿場中心より棒鼻までは松は植えられていなかったのだろうか。
 ちょっと不思議な構図である。

 


 袋井宿は東海道五十三次のうち、江戸から数えて真中の27番目である。「東海道のどまんなかの町」というのがこの町のキャッチフレーズになっている。



 写真左は東本陣跡。現在は駐車場になっていて、どこからどこまでが敷地だったのかはわからなかった。本陣跡が駐車場になっていたのはこれまでなかったと思う。

 写真中は袋井宿場公園。特別な施設があるわけではないが、掲示板に袋井在住の夫婦(だったと思う)が東海道を歩き切ったとの新聞記事が貼ってあった。私と同じく東海道を細切れに歩いたそうだが、なるほど袋井に住んでいたら、東に行くにも西に行くにも便利であろう。羨ましい。



 「そうかぁー、ここは東海道の真中なんだぁ。」と思ってはみるものの、細切れで歩いてる私としてはあまり実感がない。

 それよりも写真左・中にあるような松並木がうれしい。少し進んで三ヶ野の小さな山には、「歴史がうつる三ヶ野七つ道」がある(写真右)。鎌倉の道、江戸の道、明治の道、大正の道など、その時代時代の道が残っており、標識もきちんとしているので歩くのも楽しい。私は当然江戸の道を歩いた。



 見付宿、今の磐田市に入る手前に阿多古山一里塚(写真上)がある。壊れた看板が立てかけてあったりしてちょっと残念。