東海道ウォーク | 新居ー白須賀 |
広重東海道 (荒井ー渡舟ノ圖) |
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浜名湖を舟で渡って関所に向かう光景を描く。 ここでは「新居」ではなく「荒井」になっている。 舞阪での嘘っぽい構図とは対照的に真実に近く描かれている。 |
新居で有名なのは関所。東海道では箱根と並ぶ厳しい関所であった。 |
浜名湖をJR東海道線沿いに歩き切ると新居に着く。今は埋め立てられ浜名湖から関所まではやや距離があるが、本来渡船所(写真中)は関所の東側の湖岸に設けられていた。 ここの関所は見事に整備されており、箱根と比べても歴史的価値はともかく、観光地としてはこちらの方が上ではないか。(写真右) |
関所を出るとすぐに宿の中心地。新居本陣跡が3軒並んでいる。(写真中・右・下左) |
一里塚(写真中)を過ぎるころから江戸時代以前の橋本宿。そこに源頼朝が宿陣した時、茶の湯に用いた風炉の井がある。(写真右) 東海道に限らず風炉の井のように「○○が使った井戸」のようなものがあるが、私の感覚からするとさしてすごい事とは思えないのだが・・・。 |
しばらくの間、遠州灘と山の間を歩く。一里塚・高札場(写真左)・古い家並み(写真中)・松並木(写真右)と東海道気分を充分に味わえる。 |
そして汐見坂。写真左のように街道らしさ満点である。ただあまり天気が良くなかったので、遠州灘がよく見えなかったのは少し残念。きちんと舗装されているので、難所との感はない。 |