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東海道ウォーク 白須賀ー二川



広重東海道
(白須賀ー汐見阪圖)
 遠州灘を望む汐見坂を描く。
 それほど急な坂でもなく当時から俗に言う難所ではなかったのだろう。誇張した坂を描くことが多い広重もここはなだらかな坂となっている。

 



 汐見坂を登り切ると、山本庄次郎や石川先生遺徳碑などの碑がたくさん集まった場所がある。正直言って何の碑なのかは私にはよくわからないかった。




 白須賀宿の現在は、国道一号線から離れているため、昔の面影を残した静かな街である。派手さはないが東海道ウォーカーにはいいところである。

 宿場の中心地への入口に「曲尺手」という直角に曲げられた道があり(写真左)、これは軍事的役割と大名行列同士が道中かち合わないようにする役目を持つそうだ。

 写真中は火防樹の槇。これは火事の延焼を防ぐために植えられたものである。写真右は火防樹の槇。



 上の3枚は白須賀宿の町並み。このような古い民家が10件ほど残っていた。

 この静かな町を離れると、後はひたすら田畑の真中を通る国道に沿って歩くのみ。単調だが田畑の様子や、そこに集まる鳥・昆虫などを見ながらのハイキングだ。けっこう気分が良い。