ロックギタリストと言えばジミヘン。
ジミヘンと言えばロックギタリスト、が定番になっているほど古今東西で最も人気の高いギタリストです。
最近なんのアンケートか忘れましたが、ロックギターが最も似合うアーティストにジミヘンが選ばれてました。
もう亡くなってから30年以上経つのにです。
とにかくジミヘンくらい個性的、かつ卓越したテクニックを持ったギタリストはいないと断言しても良いのではないでしょうか。
そのくらい抜群の存在感ですよね。
代表曲の一つである「Purple Haze」は
ギターを弾く人なら必ず演奏してみたくなる曲でしょう。
しかしジミヘンの曲をコピーしてるいくつかのバンドを聞いたことがありますが、いくらコピーしてもジミヘン以下にしかならないくらいの個性があります。
「あっ、あいつジミヘンの真似してるな。」と思われておしまいみたいな感じです。
ジミヘンの良さを知るにはライブ盤を聞くのが良いでしょう。
「星条旗よ永遠なれ」で有名なウッドストックを始め、フィルモアやウインターランドなどの他、死後どこからか探し出してきた音質の悪い海賊版のような音源も含めるとかなりのライブ盤が出回っています。
どれも迫力満点のギターサウンド満載という感じで、多少の音質の悪さがかえって迫力を増す要因にもなっています。
数多くライブ盤が発売されているアーティストで、どの曲も、また同じ曲の別テイクでも新鮮に感じられるように演奏出来るのはエリッククラプトン、ジョンコルトレーン、そしてジミヘンが私的には圧倒的にベスト3です。
なんか一番活躍してた時期がもう40年位前のアーティストばっかりですね。
若い人はこれらのアーティストは古めかしく感じるんでしょうか。
(2006-03-21 )
1970年頃ロック界の2大スターであった、ジミ・ヘンドリックスとドアーズのジム・モリスンの伝説のライブ盤を聴きました。
この音源の出所は知りませんが、間違いなく最初は海賊盤に近いものでしょう。
音も悪く、ボーカルやギターが聞こえ難かったり雑音が入ったりしますが、迫力満点の演奏は特筆物です。
何しろ危なすぎです。
ブルースの持つアンダーグラウンド的要素とロックの荒々しさがミックスされて、あまりにスゴすぎというか、言葉でどうこう言えないくらいものすごいです。
このしばらく後に二人共ドラッグにより亡くなってしましましたが、演奏中は本当にラリってたんじゃないかと思える程の危ない音の連続です。
ちなみにジム・モリスンは泥酔状態だったそうです。
遊び半分のセッションかも知れませんが、このアルバムを聴いてしまうと、他のロックがポップスに聴こえてしまいますね。
(2008-04-18 )
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