カントリー


純粋なカントリーはそれほど詳しくありません。
フォーク、ロック、ジャズが混じってたり、ラグタイムっぽいカントリーが好きでした。

カントリーのイメージは、私の勝手な思い込みなんですが、広野を馬にのって走り回る雰囲気」なんですね。
車を運転しながらカントリーを聴くと、そんな雄大かつ軽快な気分になれるんですよ。

ウエスタンなども含めて、日本ではブルース以上に馴染みの無いジャンルですよね。





ジュース・ニュートン (Juice Newton )


私がカントリーミュージックを良く聴いていた頃にヒット曲を放っていた女性シンガーです。
カントリー系のポップな曲をギターを弾きながら歌ってました。
特に「Queen Of Hearts」はカントリーの典型的メロディを、アップテンポなロックアレンジに乗せた軽快なヒットチューンです。

彼女のヒット曲に「モーニング エンジェル」という、いかにもシングル向きの曲があります。
これをダンスミュージックで活躍中のシャギーが取り上げて「エンジェル」なるタイトルで全米ナンバー1になっています。
個人的にはジュース・ニュートンの曲の方がインパクトが強いので好きなんですが、昔の曲がカバァーされるのは懐かしくて良いですね。。


2007-01-23  )










レイシー・J・ダルトン (Lacy J. Dalton )


だいぶ前に活躍していたカントリーシンガーです。
私が社会人なりたての頃はまだ現役で活動してました。

ハスキーで声量もあり、先日クリスティーナ・アギレラが歌っていたカントリーソングを聞いて思い出してしまいました。

まだ関越道が全線開通してない頃、真夜中にレイシー・ダルトンを聞きながら山道を超えて新潟まで行ったことを何故か良く覚えています。

大ヒット曲はありませんが、カントリーのスタンダードである「テネシーワルツ」が圧倒的歌唱力で迫力充分でしたね。


2006-10-26  )










リンダ・ロンシュタット (Linda Ronstadt


カントリーをベースにしたポップシンガーの割には日本でも人気がある女性アーティストです。
同じ時期にやはりカントリーをベースにして人気のあった、オリビアニュートンジョンと違って結構本格的なカントリーをやってました。

シングルヒットした「悪いあなた」を含むアルバム「ハート ライク ア ウィール」はカントリーアルバムと言っても良いくらいです。
有名になるに連れて段々「音楽家色」が強くなってしまい、個人的にはカントリー娘のままの方が良かったのにとか思います。


2006-09-05  )










デヴィット・グリスマン (David Grisman


カントリー系のマンドリン奏者です。
私が輸入盤を探してたのは、もう大分前のことなので今は活動しているのかどうは不明です。

当時カントリーやC&Wの腕利きミュージシャン達がフィドルやバンジョー、ギター、マンドリンなどカントリー系楽器を使ったジャズっぽいインストゥルメンタルな曲をドーグミュージックと称して数々の良い作品を発表していました。
その中心人物がデビットグリスマンです。

カントリー調のリズムに軽快な演奏を乗せて、思う存分にテクニックを披露してくれてました。
「モンド マンド」はドーグミュージックの最高傑作だと思います。
マンドリンがリード楽器として充分に対応出来ることを証明したようなアルバムですよ。
余談ですが、ジャケットもセンス良くてしばらく自分の部屋に飾ってました。

2006-06-03  )



動画を探していたら、なんとギターがトニー・ライス、フィドルがマーク・オコーナーの動画がありました。








ビル・キース (Bill Keith


カントリー、ブルーグラス界では有名(だった?)バンジョー弾きです。
いろいろなアーティストのバックで演奏してたりするので、聞いたことある方も多いと思います。

一時期、マンドリン奏者のデビット グリスマンなどがドーグミュージックなるものをやっていた頃、それと似たことをバンジョーで演奏してました。
その代表作が「サムシングブルーグラス」です。
日本人にとってバンジョーの音はあまり聞き慣れませんが、これはジャズアルバムとして気軽に聞くことができます。

このアルバムではデビットグリスマン、バッサークレメンツ、トニーライスといったドーグミュージックのトップ連中が参加している素晴らしいアルバムになってます。


2006-04-05  )



かなり粗い動画ですが、なんとギターがピーター・ローワン。
30年も前に輸入盤探して何枚かレコードを持っていたミュージシャンです。
ビル・キース以上に懐かしい。。。








ジョン・ハートフォード (John Hartford


一時期カントリーミュージックに凝ったことがあります。
そんな時にたまたま買ったのがジョン・ハートフォードです。
純粋なカントリーではなくフォークやラグタイム色の強いカントリーでした。
けっこうおちゃらけた感じの曲なんかも多く(ラグタイムって聞き慣れないせいかおちゃらけて聞こえてしまうからかもしれません)楽しそうに演奏しているのが好きでした。

ジョン・ハートフォードは日本でもそこそこ売れていて、何枚かは日本盤がありましたが、半分以上は輸入盤しかなかったと思います。
でも今考えると昔は日本であまり紹介されないアーティストの情報を得るのは大変でしたが、今はネットで簡単に調べられるので便利になりましたね。


2006-03-13  )



ハートフォードらしい動画です。「Mississippi Dew








エミルー・ハリス (Emmylou Harris


アメリカではけっこう人気があるカントリーシンガーです。
最近はカントリー色が薄れてきましたが、私は以前のギタリストのトニーライスなんかとやってた頃のカントリー&ウエスタンソングが好きです。

特に「Wayfaring Stranger」という曲は体が震えるくらい感動した数少ない曲のひとつです。
トニーライスが弾くギターイントロも抜群で、泥臭く素朴なメロディとエミルーハリスの洗練された声とのバランスがなんとも絶妙なんですね。
日本で例えるなら曲調は全然違いますが、夏川りみの「涙そうそう」といったとこでしょうか。

土の臭いがぷんぷんするこの曲、絶品ですよ。

2005-10-13  )



Two More Bottles Of Wine
カントリー系では最もよく聴いたエミル―・ハリス。懐かし過ぎ。



そして 「Wayfaring Stranger 」