ロック編


ビートルズをロックのジャンルに入れるならば、私は聴き始めてから現在までの期間、
実際に音楽を聴いた時間ともにロックが一番です。
中学時代はビートルズ、高校時代がレッド・ツェッペリンにクリームと10代はほとんどロック一辺倒でした。
現在もよく聴いています。
もっとも今もエリック・クラプトンやジミヘンなど趣向はほとんど変わっていませんが。

ロックの良いところは、なんと言ってもインパクトの強い音が大音量で響いてくることだと思います。
これはブルース系であれ純粋なハードロックであれ同じですね。




レッド・ツェッペリン (Led Zeppelin)


高校時代に一番好きだったロックバンドがレッド ツェッペリンです。
特にギタリストのジミーペイジのタバコふかしながらギターを弾く姿はなんともカッコ良かったものです。

先日TSUTAYAのレンタル半額キャンペーンをやっていたので、ツェッペリンのライブ盤を借りてみました。このライブ盤はいつ発売されたのか知りませんが、少なくともツェッペリン解散後です。解散するまでのは全てレコードで持ってます。

最近このようなロックバンドってほとんど目立たなくなってしまいましたね。私なんかは今聞いても切れ味抜群のハードロックだと思ってしまいます。
でもさすがにこの歳になると長く聞くと疲れますね。そもそも例えばディープパープルのような軽快なリズムのハードロックではなくゴリゴリ感たっぷりなので余計に疲れます。
こんなとこにも「おじちゃん」になった自分を感じてしまう今日この頃でございます。はい。


2005-09-14 )


私の世代の洋楽ロックバンドではディープパープル、EL&P、レッド・ツェッペリンが人気ベスト3でした。
私はなんと言ってもレッド・ツェッペリンがお気に入りでした。

「ハートブレイカー」「ブラックドッグ」や「天国への階段」などのお馴染みの曲も好きですが、何故か「ギャロウズポウル」「ブロンイアー」などのツェッペリン独特なアコースティックな曲も良く聞きました。

ジョンボーナムが亡くなったのを期に解散してしまいましたが、続いていれば素晴らしい作品を次々と発表したと思うので残念です。

2006-09-27)











ディープ・パープル ( Deep Purple )


いまや伝説のハードロックバンドとなったディープパープルは、いまだにテレビコマーシャルで使われている曲がいくつもあります。
わかりやすいメロディとリズムなので、ハードロック入門編的バンドです。
「スモーク・オン・ザ・ウォーター」や「ハイウェイスター」など、発表されてから既に何十年と経っているのにハードロック全体の代表曲のように扱われています。

私の高校時代の学園祭でのライブはディープパープルのコピーバンドが人気でした。
彼らは音楽だけでなくファッションも影響されて、髪を伸ばし、ヒールの高いブーツを履いて、シルバーアクセサリーをチャラチャラ着けて、皆がリッチー・ブラックモアやイアン・ギランになりきってました。

まずは姿形から真似るのは、今も昔もあまり変わらないですね。

2007-03-08 )








ジェフ・ベック (Jeff Beck)


エリック・クラプトン、ジミー・ペイジらと共に3大ギタリストと呼ばれているジェフ・ベックです。
初期のヤードバーズ時代からBBAなどのロック、ブルース、ソロになってからのジャズ系ミュージシャンとの共演が増えたりと、色々なジャンルの音楽を演奏しています。

私的にはBBAの1枚だけ発表され、世間的にはあまり評判の良くないスタジオ盤とソロになってからのインストの名盤「blow by blow」が圧倒的にベストですね。
特に「blow by blow」は最初から最後まて本当に素晴らしい演奏が満載されています。


2007-05-18 )





Sebnem Ferah


トルコの女性シンガーです。
ずっとSebnem Ferahはバンド名かと思っていたのですが、女性シンガー個人の名前だということを最近知りました。
バンドやシンガーのプロフィールなどはあまり関心が無いためこんなことになるのですが、それはともかく地元ではかなりの人気があるようです。
ライブ映像を見ると、日本でのサザン・オールスターズ並みに人気があるような感じです。

彼女自身で作詞作曲しているらしく、基本はシンセなどを使ったモダンなハード・ロックですが、ポップ性とゴシック性を持ち合わせいる、とても聴きやすい曲が多いです。
また、日本のシンガーがカヴァー曲を出したら、ヒットしそうなくらい日本人好みなメロディだと思います。
日本語で歌っているのを想像すると、とてもワクワクします。
一方でそんなメロディをやや引っ掛かりのある異国感タップリのトルコ語で歌っているところも魅力となっています。


ライブ映像で「Can K1r1klar1」



同じくライブ映像で「Delgec」







Sheryl Crow (シェリル・クロウ)


アメリカ出身のカントリー&ウェスタン色が強いシンガーソングライターです。
90年代前半にデビューして、あっと言う間にスターとなり、すでに4千万枚以上のCDセールスを記録しているそうです。
またグラミー賞の常連でもあり、9回にわたって受賞しています。
面白いキャリアとして、87年のマイケル・ジャクソンのコンサート・ツアー「バッド」(BAD)で、コーラスを勤めていたとのこと。

アルバムではデビュー曲であり大ヒット曲でもある「All I Wanna Do」のような、カントリーっぽい、いかにも「アメリカ」な音作りがメインです。
ところが、レッド・ツェッペリンの大ファンであることも知られていて、ライブではツェッペリンのカヴァーなども歌っています。
ツェッペリンのヒット曲である「ロック&ロール」を歌っているライブ映像を見ましたが、それはもう何と言ったら良いのか、メチャクチャかっこよいです。
やや細身の体をくねらせながら美人なシェリル・クロウがシャウトする姿は、素晴らしいの一言です。


動画で代表曲の「All I Wanna Do」









エアロスミス (Aerosmith)


もう何十年も第一線で活躍しているハードロックバンドです。
私が良く聞いていたのは、もう30年位前になります。
「ママキン」「ウォーキン ザ ドッグ」などシンプルなロックはカッコ良かったですね。

それら数々のヒット曲の中でも、「トレイン ケブト ア ローリン」はその昔エリック・クラプトンなんかがヤードバーズ時代に演奏していた曲で好きな曲の1つです。

大学時代にバンドをやってる友達がいて、この曲を文化祭なんかでよく演奏してました。
私もたまにそのバンドの練習に参加させてもらって、ベースなんか弾いてました。
あっ、私は楽器ヘタクソなので練習の時に適当にやってただけですけどね。


2006-06-29 )








ビョーク (Bjork)


アイスランド出身の女性ヴォーカリストです。
音楽を中心に、映像、グラフィックなどを自由な発想で組み合わせた作品は、ミュージシャンという枠には収まらなず、アーティストと呼ぶにふさわしい気がします。
数々の賞も獲得していて、グラミー賞に12回もノミネートされているそうで、更にはアカデミー賞にもノミネートされたことがあるとのことです。
また、日本人に似ているとで、本人も日本文学をよんだりしているとか。

肝心な音楽は電子的な音を多用した現代的雰囲気を持つ曲が多くなっています。
日本に「チャラ」というアーティストがいますが、音楽やイメージがよく似ています。
ロックであったり、ポップスであったり、前衛的であったりと、様々なタイプの音楽を自由人っぽく表現しています。
ただ、この手のアーティストの最大の欠点は、私のような普通の人間には多面的でありすぎて、何が良いのかサッパリわからない曲がちょこちょこ現れることです。


動画で「moon」と「Hunter」









ドリーム・シアター (Dream Theater )


アメリカのプログレッシブ・メタル・バンドです
このジャンルの大御所で、演奏の上手さはピカイチではないでしょうか。
私の学生時代にプログレッシブと言えば、EL&P、イエス、ピンクフロイドなどでした。
当時、ギターの音が好きだったので、キーボード中心のプログレッシブ・ロックなる音楽をほとんど聴いたことがありませんでした。

ドリームシアターは、そこにメタルの要素を取り入れて、プログレッシブ・メタルなるジャンルを確立したとのことです。
分かったような、分からないようなジャンルですが、少なくともイエスやピンクフロイドよりは、私にとってしっくりきます。

最近はソナタ・アークティカのように、早いリズムのメタルが多い中、ミディアムテンポの曲がメインなドリームシアターは、私のようなおじさんには心地よいです。
お気に入りの曲は「Endless Sacrifice」や「As I Am」、「Pull Me Under」です。

こんなに安心して聴けるメタルも珍しいですよね。
また、ベースのジョン・マイアングは韓国系の人らしいですが、日本人的な顔立ちなので、あのプロフェッショナル軍団の中で頑張っているのは応援したくなりますね。

2011-11-27



動画で「As I Am」「Dark Eternal Night」









グランド・ファンク・レイルロード (Grand Funk Railroad


「アメリカンバンド」や「ロコモーション」などのヒット曲で有名なグランド・ファンク・レイルロードです。

もうだいぶ昔ですが、学生時代に「リブヤング」なる人気テレビ番組があって、そこで「アメリカンバンド」が流れていました。
カッコ良いなぁー、なんて感心してたものです。

このバンドで私にとってのベストアルバムは2枚組のライブ盤です。
と言いますか、このアルバムがすご過ぎるのです。これホント。
解散近くに発表されたアルバムだったと記憶しています。
ラストナンバーのR・ストーンズのギミーシェルターを筆頭に孤独の叫びやハートブレイカーなど全ての曲がロックしてましたね。
いやぁー、懐かしい懐かしい。


2006-12-16 )








AC/DC


学生時代にけっこう人気のあったハードロックバンドです。
ほとんど興味の無いバンドでしたが、友人に誘われてライブを見に行った時のことです。

そもそもブルース色の無いヘビメタバンドは「つまらん」と思っていた時期なので、完全なるお付き合いでした。
会場はどこだか忘れましたが、それなりに大きい割に音響はあまり良くなかったことは覚えています。

さて、公演がはじまりました。
予想通り最初から大音響で突っ走ります。
あっという間に観客全員総立ちで体全体でリズムをとります。
その時です。
音響設備が悪いのが災いして、音がグワングワンまわり始めました。
聞こえるのはガァーとかゴォーとかの雑音と、バスドラのドン、ドンとリズムを刻む音のみです。

私は「なんじゃこりゃ」状態で白けてしまいました。
ところが周りの人達は、そんな中でもバスドラに合わせて体全体でリズムをとっています。

物凄く不思議でしたね。
何故こんな状態でノルことができるのか。

後で一緒に行った友人に聞いてみたところ、「せっかくだからノッてた。」とのこと。
うーん、なんかよくわからん。


2007-01-22 )






ラナ・レーン(Lana Lane)

プログレッシブ・メタルという、私もどの様な音楽を指すのかよくわからないジャンルに分けられることが多いラナ・レーンは、アメリカの女性ロックヴォーカリストです。
見た目はやや大柄な普通の女性って感じで、「いかにもロック風」ではありません。
キャリアはかなり長く、発表されたアルバムも多くあり、ハードなロックありバラードありで、どんな曲もラナ・レーン風にインパクト充分に味付けされています。

私のお気に入りは代表曲でもあるヘビーな「Athena's Shadow」や「 Project Shangri la」、バラード調の「Take a Breath」などです。
また他のアーティストのカヴァーも多く、「Dream on」は本家エアロスミスのいかにもロックバンドが演奏するバラードではなく、ラナ・レーンならではの「歌唱」を聴かせる名曲に仕上がっています。
オリジナル以外ではこの「Dream on」は最高のお気に入りですね。

それとレッド・ツェッペリンの「Kashmir」もカヴァーしてますが、ツェッペリン好きの私がほとんど興味のなかった曲だったので以外でした。

スタジオ盤であれライブ盤であれ、どのアルバムも同じようなアレンジなので、どれでも安心して聴けます。


2010-12-08  )