所在地 下奥富1465番地
〈亀井神社〉
もとは、産土神(うぶすながみ)白鬚神社といった。創立は一条天皇、寛弘3年(1006)と伝えられている。当初は広福寺が管理していたが、明治の神仏分離令後、広福寺より分離した。
その後いくつかの経過を経てから亀井地区の管理にかえ、明治18年に亀井神社と改称された。
主祭神は、猿田彦命(さるたひこのみこと)である。
〈蚕神(かいこがみ)〉 家屋形の石祠
中央には「蚕影山大権現」(こかげさんだいごんげん)と刻まれ、右側に「文政十三(1830)庚寅(かのえとら)歳 四月吉祥日」とあり、左側には「願主
講中」とある。この「講中」とは、養蚕信仰の「おしら講」と思われる。
亀井神社
境内 蚕神の石祠