ゴッシク・メタル T


ロックを40年も聴いていると、ジャンルは同じロックでも
実質違うジャンルと思われる音楽にたくさん出会います。

ここでは90年代以降に ゴシック・メタルと呼ばれるアーティストを中心にピックアップしました。
このくらい新しくなるとYOUTUBUにいろいろな動画がアップされています。
その動画もいっしょにご紹介します。




ナイトウィッシュ(Nightwish)




フィンランドのシンフォニック・メタル・バンドです。
このバンドの最大の特徴はオペラ歌手としても活躍するターヤ・トゥルネンのヴォーカルで、バックの重厚でハードなサウンドにオペラティックなターヤの歌がかぶさります。

先日このブログで紹介したシレニアを気に入ってから、しばらくゴシックメタルの動画探しをしました。
YoutubuにライブDVDにもなった「End of An Era」が、ご丁寧に全曲(たぶん)アップされてました。
ナイトウィッシュの魅力が詰まりまくったライブ映像は正に圧巻です。

なんだかんだ書くより実際に映像を見れば、その素晴らしさがわかっていただけると思いますので、是非是非。。。

特にお勧めは、ターヤ本領発揮の「The Phantom of the Opera」(オペラ座の怪人)や、
私の大好きだったギタリスト、ゲーリー・ムーアで有名な「Over the hills and far away」のカヴァー。
ゲーリー・ムーアの演奏のほぼコピーですが、何と言ってもターヤが歌っているのでなんでもOKです。

最後の「Wish I Had an Angel」はターヤとベースのマルコ・ヒエタラとの強力ヴォーカルペアの絡みが素晴らしいノリまくりのハードロックです

また、ターヤが辞めた後のアネット・オルゾンのヴォーカルでのPV「Bye Bye Beautiful」もなかなかです。
ターヤがあまりに輝いてたので、それに比べてしまうと普通ですが、かなりハードロックらしいカッコ良い女性ヴォーカルです。

いやぁ〜、素晴らしいです、ナイトウィッシュ!!
50歳過ぎてこんな音楽が最高だと思える私は幸せ者???


2010-12-28  )




まずはナイトウィッシュらしい 「The Kinslayer」 です



ターヤの本領発揮の「The Phantom of the Opera」(オペラ座の怪人)




「Wish I Had an Angel」はターヤとベースのマルコ・ヒエタラとの強力ヴォーカルペアの絡みが素晴らしいノリまくりのハードロック。




最後はターヤが辞めた後のアネット・オルゾンのヴォーカルでのPV「Bye Bye Beautiful」です。
ターヤがあまりに輝いてたので、それに比べてしまうと普通ですが、かなりハードロックらしいカッコ良い女性ヴォーカルです。






フィンランドのシンフォニック&ゴシック・メタル・バンドであるナイトウィッシュの新作が発売されるそうです。
昨日、音楽関連のサイトをうろうろしてたら紹介されてました。
PVを見る限りでは、今までよりかなり明るいイメージになっています。
絶対的存在であったヴォーカルのターヤ・・トゥルネンが脱退後、
新ヴォーカルのアネット・オルゾンになって2作目ですが、ひょっとしたらすごいアルバムになっていそうですね。
相変わらずの素晴らしいサウンドです。

それにしても映画的なPVではアネット・オルゾンが輝いてます。
あのイメージ&表情は、硬派のターヤにはできなっかったかも。
まだアルバム中の1曲だけですが期待できそうです。


2011-11-15



動画で新しいアルバムから 「Storytime」




前作より 「Amaranth」





 久々に音楽の話です。ここ1年くらい新しい音楽情報を仕入れていませんでした。
ネットでうろうろしてたら、あのナイトウィッシュに元アフターフォーエヴァーのフロール・ヤンセンが加入したとのこと。

これはどこかのバンドが解散した、結成した、新作発表したなどの音楽ネタでは、最近5年間くらいで最も興味がある情報だったかもです。
ナイトウィッシュの初代ヴォーカリストで、圧倒的実力のターヤ・トゥルネンと匹敵する実力のフロール・ヤンセンが加入とは。。。

ヴォーカルがアネット・オルゾンに代わって、サウンドの素晴らしさに比べるとヴォーカルがちょっと普通かな、と感じていたファンは多いと思います。
ところが「戻ってきたぁ〜。」って感じですかね。

しかもオペラティックな歌い方を前面にしたターヤより、パワー全開が特徴のフロール・ヤンセンの方が、ライブは面白そうです。

そしてなんと、、、ライブ映像がすでに発売されていました。
昨年のツアーで脱退したアネット・オルゾンの代役で参加した時の映像らしいです。

では、抜群のパワーで歌いまくるアップテンポの3曲を動画で紹介します。 2014-03-17)


"Storytime" (live at Wacken 2013)



"Wish I Had An Angel"




このライブオープニングの "Dark Chest Of Wonders "









ウィズイン・テンプテーション (Within Temptation)



ゴシック・メタルにジャンル分けされることが多いオランダのバンドです。
ジャンル分けはメタルでも、メタルっぽい曲はあまり無いように思えますが、女性ヴォーカルをメインにするこの手のジャンルでは大御所バンドのひとつです。
特徴はなんといっても高音域が綺麗なシャロン・デン・アデルのヴォーカルです。
ヨーロッパにはこのような高音が綺麗な女性ヴォーカルが多いですね。


それとゴシック系バンドはこのシャロン・アデルのように、「いかにも白人」の方がイメージに合いますよね。
中世のキリスト教っぽさとかゴシックらしさを求めるなら、やっぱり白人が似合うような気がします。
もっともゴシック・メタルとキリスト教がどれほど密接なのかはかなり疑問ですが・・・。

そんな憧れも多分に入ったウィズイン・テンプテーション、最高です。


2010-12-08  )


まずは私の最高のお気に入り曲で、映像もグッドなバラード「Memories」。
なんともシャロン・アデルの見た目も声も美しいです。




次は、いかにもウィズイン・テンプテーションらしいシンフォニック・メタルの「What Have You Done」。




最後はシングルヒットした「The Howling」








ラクーナ・コイル(Lacuna Coil)



イタリアのロックバンドです。
無理やりジャンル分けするとゴシック系のヘビーメタルあたりだと思います。

アンドレア・フェローとクリスティーナ・スカビアの男女ツインヴォーカルが売りですが、個人的にはクリスティーナ・スカビアがこのバンドの全てと言っても良いくらいです。
ちょっと悪い女風のクリスティーナがアップテンポな曲を気持ち良さそうに歌っていると、聴いてるこちらも気持ちよくなっていく気がします。
また、中近東あたりの旋律らしいメロディーがちょこちょこ出てくるあたりは、いかにもヨーロッパのバンドらしいです。



2010-12-08  )


代表曲のひとつの「Our Truth」



次はツインヴォーカルがうまく絡み合って楽しそうな「Spellbound」







シアター・オブ・トラジディ(Theatre of Tragedy)



ノルウェーのゴシックメタルバンドです。
このジャンルにおいては「いかにもゴシックメタル」との存在だと思います。
基本はグロウルっぽい男性ヴォーカルと高音域がとても雰囲気がある女性のツインヴォーカルですが、エンジェリック・ヴォイスと言われるリヴ・クリスティンの存在感が圧倒的です。
この手のジャンルはシンフォニックメタル色が強いバンドが多いなか、特に初期のシアター・オブ・トラジディはゴシック色が強く、私的にはこちらの方が好きです。

1995年にデビューで、良い曲が多いという点では3作目の「AEGIS」はオススメです。
特に「Venus」や「Lorelei」は男性ヴォーカルにリヴ・クリスティンの浮遊感漂うソプラノが絡んで、独特な世界を作り出しています。

その後、残念ながらリヴ・クリスティンは脱退して、LEAVES' EYESを結成したのですが、このバンドが、また素晴らしいです。

2010-12-08  )


まずはリヴ・クリスティンの魅力が充満する「Lorelei」



次はメランコリックな「Venus」


最後は荒っぽい動画しか見つからなかったんですが、かなりカッコ良い曲「crash concrete 」






リーヴズ・アイズ(Leaves' Eyes)


ノルウェーとドイツ出身のミュージシャンが集まって結成されたバンドです。
元シアター・オヴ・トラジディーのリヴ・クリスティンが、夫であるアレクサンダー・クルルのバンドに加入してリーヴス・アイズが誕生したとのことです。
ゴシックメタルやシンフォニックメタルが基本ですが、リヴ・クリスティンの祖国ノルウェーの音楽も大きな要素となっており、北欧的旋律も曲によってはかなり出てきます。

と、まぁ、紹介はさて置き、このバンドの最大の興味はリヴ・クリスティンの歌声と表情です。

歌声はシアター・オブ・トラジディ時代よりも素直に歌っていて、その分ストレートに上手さが伝わってきます。
あの有名な「スカボロ・フェア」をシンフォニック・メタルな演奏をバックにエンジェリック・ヴォイスを聴かせまくるリヴ・クリスティンは、やっぱり最高です。

ただひとつ残念なことが・・・。
PV見るとシアター・オブ・トラジディ時代に比べ、大人になったなぁと思います。
あのゴシック色プンプンさせていた頃から一変して、「大御所シンガー」の雰囲気が漂ってます。私個人的には以前の方が魅力的だとは思うのですが。


2010-12-08  )


代表曲「My Destiny」


動画ではないですが「Scarborough Fair」








エデンブリッジ(Edenbridge)


エデンブリッジは、オーストリアのシンフォニックメタル・バンドです。
このバンドの最大の武器は女性ヴォーカリストのサビーネ・エデルスバッカーの歌声であることに異論がある人はいないと思います。
サビーネ嬢は「浮遊感漂う歌声」と言われたりしますが、「浮遊感漂う女性ヴォーカル」の代表格であるシアター・オブ・トラジディのリヴ・クリスティンとはかなり違う感じです。
リヴ・クリスティンのいかにもゴシック的ではなく、中音域でも高音域でも同じような声質で普通に歌うところがサビーネ嬢の特徴です。

エデン・ブリッジの曲を流していると、何故か心地よいのです。
これ本当です。
どの曲聴いても心地よいのです。
歌声や演奏が毒々しくない(クセがない?)こともあるのでしょうか。不思議です。

ただ、比較的新しいアルバム「Myearthdream」は数あるシンフォニック・メタルのアルバムの中でも、お気に入りの一枚です。
ナイトウィッシュ的な重厚なメタルサウンドにサビーネ嬢の声が素晴らしく綺麗に乗っかっています。
最近のシンフォニック・メタルのアルバムはかなりレベル高いですよね。
この「Myearthdream」やナイトウィッシュの「Dark Passion Play」、リーヴス・アイズなど素人ではとてもコピーすらできないレベルまで高度になってきたなと感じます。


2010-12-08  )









エヴァネッセンス(Evanescence)


アメリカでエイミー・リーを中心に結成された、ゴシックメタルバンドです。
デビューアルバム『フォールン』は全世界で1500万枚を売り上げ、一躍スターとなりました。
個人的にはハードロックっぽい「フォールン」より、更にゴシック色が強くなった2作目の「ザ・オープン・ドア」の方が好きです。

ゴシックメタルとは言ってもヨーロッパ系のシンフォニック・メタル的なネットリ感や耽美派的感覚はあまり無く、メリハリの効いたハードロックがメインです。

なんと言っても女性ボーカルのエイミー・リーが最大の売りです。
女性らしくもあり、力強くもあるエイミーのメロディアスな歌に、いきなり絡む大音量のギターがカッコ良いです。
最近はエイミー以外のメンバーは総入れ替えとの噂がありますが、どうなるんでしょうか。

ウィズイン・テンプテーションやラクーナコイルなどの有名なゴシックメタルバンドは、ほとんどがヨーロッパのバンドですが、いっそのことエイミーもヨーロッパで活躍した方が面白そうです。
見た目もアメリカのメタル系にありがちなキンキンキラキラではなく、どちらかと言うと「普通のお姉さん」なので、その点でもヨーロッパが似合います。
まぁ、どこの国でも構わないので、新作をそろそろお願いしますってとこですね。

2010-12-08  )








シレニア(Sirenia)



最近登場したゴシックメタルバンドではイチ押しのSIRENIA(シレニア)です。
最近登場と言っても地元ノルウェーではすでに何枚かアルバムを発表しているみたいです。
日本盤は「The 13th Floor」が最初で今のところコレだけだと思います。
よって私は「The 13th Floor」しか聴いてないのですが、一曲目から最後まで、実に聴きやすいシンフォニック・メタルです。
特に最初の「The Path to Decay」はいかにもヨーロッパ系の馴染みやすいゴシックメタルって感じでかなり気に入っています。

アイリンなる女性ボーカルはなかなかの美人ですが、日本のビジュアル系とは縁が無さそうな、見た目普通のお姉さんです。
女性ボーカルが多いヨーロッパのゴシックメタルバンドですが、ほとんどの女性は普通な感じです。
日本だと、この手のバンドは「いかにもロック」って雰囲気をプンプン匂わせてますが、文化の違いなのか売出し方の違いなんでしょうか。



2010-12-11  )





(アルバム 「The 13th Floor」より)




(日本未発表?の曲で現在とは違うヴォーカルです)





エピカ(Epica)



エピカはオランダのシンフォニック・メタル・バンドです。
同じシンフォニック・メタル、ゴシック・メタル・バンドのアフター・フォーエヴァーの中心人物のひとりだったマーク・ヤンセンが女性ヴォーカルのシモーネ・シモンズを前面に結成したバンドです。
それだけに音楽的にもこの2つのバンドはよく似ていて、軽く聴いただけでは区別がつかない感じです。
しいて言えば、エピカはアフター・フォーエヴァーにウィズイン・テンプテーションの優しさとシンフォニック性をプラスした感じでしょうか。

また、アフター・フォーエヴァーの女性ヴォーカリスト、フロール・ヤンセンは大柄なパワー満点が売りですが、エピカのシモーネ・シモンズは高音域が綺麗で赤毛の可愛らしい女性らしい女性です。
だからかどうかは知りませんが、シモーネ・シモンズはいろいろなバンドにゲスト参加しているみたいです。

エピカはけっこうコンスタントにアルバムを発表していて、どれも完成度が高く、シンフォニック・メタルの代表的バンドとして頑張って欲しいです。


2011-08-18 )



「The Obsessive Devotion」は典型的なシンフォニック・ゴシック・メタルな曲で、
デスヴォイスと女性ヴォーカルの掛け合いがメインです。
最初の方で、シモーネ・シモンズが頭をクルクル回すのですが、回し過ぎではないかと心配してしまいます。
あれでよくクラクラしないもんですね。











アンベリアン・ドーン(AMBERIAN DAWN)


フィンランドのシンフォニック・ゴシック・メタルバンドです。
フィンランド発といい、女性ヴォーカリストのヘイディ嬢のオペラティックな歌声といい、どうしてもナイトウィッシュを思い出してしまいます。
アンベリアン・ドーンを紹介している他のサイトでもナイトウィッシュと比較されることが多いようです。
パワーや個性からしても、小型ナイトウィッシュ的イメージになってしまいますが、曲も面白く、比較されること自体が可愛そうな気もします。
ただナイトウィッシュの看板だったターヤは何年も前に脱退しており、現在の女性ヴォーカリストは割と普通なので、頑張ればかなり行けるかも知れませんね。

ゴシックメタルな曲は、私が好きなだけにひいき目に感じてしまうからか、キレイなメロディな曲がとても多いと思います。
「Valkyries」や「He Sleeps In A Grove」はポップなアレンジにすれば、かなりシングルヒットしそうなくらい素晴らしいメロディだと思います。
そんな2曲を動画でどうぞ。














ドーン・オブ・デスティニィ (Dawn of Destiny )


ドイツのシンフォニック・パワー・メタル・バンドです。
日本語読みが正しくないかも知れませんが、ターニャ・モウルという女性ヴォーカリストを前面にした、シンフォニック・ゴシック風味のメタルを演奏しています。
けっこうわかりやすく、ストレートなリズムとメロディで、本来のゴシックとは少し離れてる感じもしますが、デスヴォイスを使ったりして、やはり今流行りのスタイルを意識はしていると思われます。

このバンドを私が気に入った理由は、曲や演奏も面白いのですが、動画で見たターニャ・モウルがカッコ良かったからです。
やや太めのターニャ・モウルは特に美人というわけではなく、スタイルが良いわけでもありません。
ただ、ライブ映像で曲のイントロ部分での頭を左右に振るパフォーマンス(あれもヘッドバンギングって言うのでしょうか?)が様になっているのです。
あれだけダイナミックに振れるのは、きっと体が柔らかく運動神経も良いのだと思います。(本当かな?)

音楽自体の良し悪しは勿論重要ですが、メタルはそもそもエンターテインメントの要素が大きいので、こんなのもありかなと思います。













セリオン (Therion)


スウェーデンのシンフォニック・ゴシックメタルの代表的バンドです。
多くのこのジャンルのバンドは、エンターテインメント性を重視していますが、このセリオンはオペラ的要素を取り込んだシンフォニックやゴシックにけっこう真面目に取り組んでいます。
もともとデスメタル・バンドらしいですが、オペラ歌手としても活躍するヴォーカリストが在籍したりと、クラシック音楽との距離は近いようです

ヴォーカリスト(複数いるのでヴォーカルチーム?)はメンバーが固定されていないようで、作品やツアーごとにコロコロと変わっています。
ただ誰がメンバーでもヴォーカル自体は流石に上手く、他のゴシックメタル・バンドを上回っています。
このようなバンドがしっかりと存続出来ること自体が、欧州の強みではないでしょうか。

「Son of the Staves of Time」や「Rise of Sodom and Gomorrah」などの代表曲は、いかにもセリオンらしいオペラ風味のメタルという感じで、オペラの良さを全く理解出来ていない私でも、何が次は本物のオペラでも聴いてみようかと思ってしまいます。
ただ「これはクラシック音楽との融合だ」とか言ったら、きっと本物のオペラを好きな方達からすると、「いい加減にしろ」とお叱りを受けるとは思いますが。