鎌倉街道下道の三日目は大崎駅からスタートです。
品川市役所前を歩きます。
光福寺というお寺にあるイチョウの木。樹齢800年だそうです。
懐かしい品川歴史博物館です。
個人のホームページを始めた2000年頃は「お気軽東海道うぉーく」との
タイトルで、東海道徒歩旅行の記録をメインに作ってました。
まだ個人ホームページはそれほど流行っていなかった時代です。
その頃に東海道を実際に歩いた様子を公開していたので、
珍しさから品川歴史博物館からホームページを企画展に展示させて
欲しいとの依頼がありました。
「近代東海道道中膝栗毛」という企画展で、東海道に関する
数多くの資料や記録が展示されていました。
ホームページの展示は3〜4作品だったと思います。
大したことない内容なのに、インターネットで街道歩きを
紹介すること自体が、話題になった時代でした。
そんな懐かしい建物の前を、鎌倉街道歩きの途中で再び歩くのは嬉しいものです。
とっても微笑ましい「しながわお休み石」
品川区のホームページによると
「しながわお休み石」は、区政モニターの方が「ヨーロッパの街には
ベンチがあちこちにあって便利」「日本にも昔、”休み石”という石があった」
という記事を新聞で読み、区政モニター集会で提案されたのがきっかけです。
だそうです。良いアイデアですね。
大森貝塚遺跡庭園。この辺り昔は海のそばだったんでしょうね。
「いにしえの東海道」の碑があります。
江戸時代の東海道ではなくもっと昔の東海道です。
ここが鎌倉街道であることも記されています。
池上本門寺という大きなお寺がありました。日蓮宗の大本山だそうです。
相模屋店舗前にある古そうな道標。1696年に相模屋初代店主が建てたそうです。
六郷用水路という徳川家康が作らせた農業用水路が、
現在ではこの辺りの憩いの場になっているようです。
鎌倉街道はこの用水路に沿っているらしく、けっこう楽しめる街道歩きとなります。
多摩川にかかる丸子橋から武蔵小杉の町を見ます。
この辺りの鎌倉街道は中原街道と呼ばれています。
と思ったら鎌倉街道の碑があったりします。
亀有からスタートした鎌倉街道歩きですが、これまで全くといって良いほど
「鎌倉街道」の文字を見ませんでした。
しかし、やっと出会いました。
そろそろ今回は終了という頃に、すごい坂だらけの住宅街となり、
更にその中で道に迷うという事態に。
それでもネットは便利です。Google地図で現在地を確認して、更に目的地まで
案内してくれるという、街道歩きを始めた頃には考えられない方法です。
今日はちょっと小さめの車両の横浜市営地下鉄グリーンラインの
日吉本町駅で終了しました。