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お気軽日光街道うぉーく

(越谷宿 〜 杉戸宿)



今日は3時に歯医者の予約があるので、短めの予定で越谷から杉戸宿まで歩きます。

歩き始めてすぐに「日光街道越ヶ谷宿」ののぼりがあったので、宿場らしい雰囲気があるのかと思いきや・・・。

ちょこっと古い建物があるだけで普通の道が続きます。

 元荒川を渡ります。元荒川とはその名の通り「元」荒川で、現在の荒川は「元」入間川です。

そして利根川も本当はこの辺りを流れていたとのことで、簡単に言うと江戸時代の土木事業によって、川の流れを変えたのです。

利根川の場合「元」利根川とは言わないで、大落古利根川(おおおとしふるとねがわ)と呼ばれています。

国道4号線(現日光街道)を合流したり別れたりで進みますが、全く普通の道です。

東武野田線をくぐります。

こんなところに西武百貨店があったかなと思ったら、旧ロビンソン百貨店でした。

春日部駅周辺は宿場的雰囲気を演出してありました。

特に古い建物が多いわけではないですが、それなりに地元の人が盛り上げてます。

ちなみに、「市名」は春日部ですが、昔は粕壁と書いたそうです。

で、現在の春日部駅は「春日部市粕壁1丁目」にあるそうです。よくわかりませんが。。。

 

粕壁宿が終わると、すぐに大落古利根川を渡ります。

「元」荒川と「元」利根川を渡れるなんて、何か得した気分です。

黄道4号線から旧道に入ると、ちょっと街道らしさが出てきます。

小渕一里塚跡の碑が建っていました。

古い石の道標には「左日光道」とあります。他の字は全く読めませんでした。

観音院という貫禄のある門が建っていました。

私はお寺や神社を訪れた数は、かなり多いと思うのですが、実はそれほど興味がないというか、あまり真剣に見ないというか。

ここも調べれば何かしらの歴史があるのでしょうが、写真だけ撮って先に進みます。

「杉戸宿」という名前の清酒があるようです。関口酒造の創業は1822年だそうです。

宿場名のお酒って初めて見たと思います。あるようで無いですね。

明治天皇御休所址の碑が建ってます。後から知ったのですが、ここは問屋場跡らしいです。