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お気軽東海道うぉーく

(草津宿〜大津宿〜三条大橋)



十数年ぶりの旧東海道ウォークをスタートしました。
実は昨日から京都に来ています。
中学の修学旅行以来の京都なので、じっくりと観光するつもりで日本の原風景を期待していたのですが、市街地はどこも人、人、人、観光地、観光地、観光地。

そこで急遽予定変更。
京都2日目は三条大橋から東海道53次を歩きました。
十数年前は日本橋から名古屋のちょい手前の吉田宿までで挫折し、中断してしまいました。
そこでこれを機にまた歩き始めようと思います。
ある程度歩いたら、またホームページをつくりたいです。
歩いたことを忘れないように、このブログに記録する事にしました。
明日から始めます。

12月6日朝7時、三条大橋。
弥次さん喜多さんの像が建っていて、「さぁ、これから東海道。」との気分が盛り上がります。

祇園や白川橋、平安神宮を横目に、街道沿いらしい古い家が目立ちます。

ちょうど衆議院選挙中で掲示板に民主党の前原誠司のポスターが貼ってありました。
ここは前原さんの地元だったんですね。

途中、牛車を通りやすくするための敷石を紹介する碑が日ノ岡峠と逢坂山の街道沿いにあった。

しかし、京都府内には東海道の案内があまりなく、山科への下り道に一時国道から離れる場所があります。
全く案内がないので、どこからか東海道から外れて一般道をしばらく歩いてしまいました。

やっと山科駅で東海道に戻りました。
これ以降は案内が頻繁に設置されて迷わす進むことができました。



山科駅からしばらく歩くと山科追分。
道標や案内板が多く古い民家が建ち並び、旧街道の雰囲気たっぷりな追分地区は、久々に街道ウォーク気分を満喫させてくれました。


追分地区が終わり、国道に合流後、月心寺という小さいながらも雰囲気あるお寺がありました。
閉まっていて中には入れなかったのですが、覗き見した限りでは、とても魅力的でした。



少し進むと、「・・・知るも知らぬも逢坂の関」の歌で有名な逢坂山関所跡があります。
逢坂山関所は江戸時代には役割を終えていた関所です。

大津に入ると大津宿本陣跡の碑が目に入りました。
十数年ぶりの「本陣跡」は、すごく懐かしかったですね。



また日本未来の党の嘉田知事の本拠地である滋賀県庁を見て、疲れたので今日はここで京都に戻りました。
久々の徒歩旅行は距離がのびません。
膝が痛くなってしまいました。
12月8日朝7時前。膳所駅に着きました。


東海道ウォーク、先日の続きのスタートです。
近代的大通りとほぼ平行する旧東海道を歩きます。
旧東海道は曲線と古い街並みが街道らしさを残した通りです。

松尾芭蕉の墓がある義仲寺を過ぎ、瀬田の唐橋までは膳所城城下町で曲がり角が多く、どこが東海道だか迷ってしまいそうになることしばしば。
幸い所々に地図入り案内板があったために、なんとか唐橋までいくことが出来ました。

様々な言い伝えがある唐橋はなかなか美しく、何枚も写真を撮ってしまいました。

また途中、琵琶湖に寄り道。近江大橋越しの朝日も素晴らしかったです。

唐橋から月輪の一里塚までは、東海道と一般道の区別がつかない場所が何ヶ所かあったものの、ラッキーなことに迷わず進んでいたようです。

立場跡、弁天池、野路萩の玉川を順調に通り過ぎ、野路一里塚へ到着。
膝が痛くなった足を休めるために、そばにあったマクドナルドで休憩。



野路から草津宿までは、古く立派な民家が点在して街道らしさ満点でした。

そして草津宿に到着。
太田道灌の子孫が営む太田酒造、脇本陣を改築した街道交流館、そして本陣と見所満載な草津宿で約一時間、痛い足をかばいながら歩き回りました。

当初は京都から草津宿まで1日で歩けると思ってましたが、日頃の運動不足がたたり、ここまでで久々の東海道ウォークは一旦中断です。
しかし、十数年ぶりに歩いた東海道は魅力的でした。
来年中にはまだ歩いていない吉田宿から草津宿をチャレンジしようかと思い始めています。
どうなりますことやら。