江尻へ
 お気軽東海道うぉーくトップへ          由比へ




松ぼっくり 東海道ウォーク 興津−江尻 松ぼっくり


広重東海道
広重東海道
(興津ー興津川)
 興津川の渡しを描く。駕籠と馬にそれぞれ力士が乗っている。特に馬に乗っている力士は強そうだ。
 向こうに海が見えるので一行は川を上っている。どうして横切らないのだろう。早く渡ってしまえばいいものを。

 興津・江尻地図

 最大の見所は清見寺である。山門・庭園・仏殿・梵鐘・五百羅漢などどれも立派なものだ。
江尻まではこれといって江戸時代を思わせるものは無く、蒲原・由比と宿場町の風情がある町を歩い来ると、ここは少し拍子抜けしてしまう区間だ。




身延道道標 本陣跡 興津宿

 宿場中心より少し由比寄りに身延街道を示す題目碑と道標・常夜灯(写真左)がある。題目碑は3メートルもある大きな物で南無阿弥陀仏法蓮華経と記されている。この道は日蓮宗の総本山である身延山へ行くことができる。狭い裏通り風で旧街道歩きが好きな者はつい行ってみたくなりそうな道だ。

 興津宿の中心地には本陣跡碑(写真中)があるが、あまり宿場の面影は無い。


清見寺 ほそいの松原

 清見寺(写真左)は清見潟を見下ろす風光明媚なことでも有名だったらしいが、現在は工場やら鉄道・道路で残念ながら今ひとつである。

 しばらく歩き清水の市街地も近くなる頃に、ほそいの松原標識(写真右)。以前は松並木があったそうだが戦時中に伐採し、現在は碑のそばに小さい松が一本あるのみ。