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東海道ウォーク 島田−金谷



広重東海道
(嶋田ー大井川駿岸)
 言わずと知れた大井川を描く。題の「駿岸」とは駿河側の岸の意味。
 大名行列の一行が渡っている。百名以上の人物が小さく描かれており、大河の雰囲気も良く出ている。

 




 この区間は東海道ウォーカーには胸わくわくものである。何しろ有名な大井川があるからだ。島田宿を知らない人はいても、大井川の川渡しを知らない人はいないだろう。小学校の社会で必ず習う項目だ。



 島田宿の中心より進むとすぐに、3年に一度の奇祭「帯祭」で有名な大井神社がある(写真中)。

 そして最大の目玉は川会所・札場・番宿などが復元整備されている川越関係の諸施設。いくつもの建物が並んでいるので江戸時代にタイムスリップしたように感じる。




 写真左は札場。ここは川越人足が川札を金に換える所。写真中は川越業務の管理をする川会所。

 この古い川越関連の建物の中には、ちゃんと人が生活している家がけっこうあった。その家は札場とか川会所とかの施設とほとんど変わらない家である。住んでいる人は着物でも着ていれば、観光客にとってはいい演出になるのだが、と思ったが現実は普通の洋服を着ていた。当り前といえば当り前なんだろうが・・・・。




 写真右は大井川橋。昔と違い大井川を渡るのは、いたって簡単である。「この川を渡るのは大変だったんだー」と思いながらてくてく歩くのであった。対岸は金谷である。