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東海道ウォーク 日坂ー掛川



広重東海道
(日坂ー佐夜ノ中山)
 道の真中に置かれた伝説の夜鳴き石を描く。現在は「小夜の中山」と書くのが一般的。
 明るい空と少し暗く誇張された急坂の東海道と構図もダイナミックである。

 



 「にっさか」は小夜の中山の西にある坂、すなわち「西坂」のことである。

 日坂は今でもこじんまりした町で、古い建物が残っていたりする。古い家ごとには昔の屋号の札が掛けられており、地元の人が「宿場町日坂」を一生懸命PRしているようで応援したくなる。




 写真左は現在小学校の校庭となっている旧本陣跡。少し進んで写真中の貫禄充分の古い建物が、川坂屋という元旅籠である。それ以外にも昔の面影を残す木造の家が点在している。

 私はここ日坂宿から、バスでどこかJR東海道線の駅まで行こうと思っていた。しかし、ここに来るバスの本数の少なさにちょっとびっくり。しかたがないので掛川まで更に歩いていく事にした。

 それにしても、日坂宿はあまり観光地化、商業地化されていないので、東海道ウォーカーにとってはうれしい宿場の一つであろう。