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東海道ウォーク 舞阪ー新居



広重東海道
(舞坂ー今切真景)
 浜名湖を描く。題に真景とあるが実はかなりの想像図である。実際は中央にある山は無く、舞阪側から浜名湖を見ると富士山は見えない。
 ちょっとしたおふざけだろうか。

 


 舞坂宿は西に浜名湖、南に遠州灘と海に囲まれた地で、漁業が盛んな街であったらしい。
この地での最大の見所は、一般に公開されている脇本陣である。



 写真左は本陣跡。そして次の写真から下段左までの3枚が脇本陣である。それほど大きくは無いがなかなか見ごたえがある。



 脇本陣を出てすぐに常夜灯。(写真中)
 
 その又すぐ先に弁天島の鳥居と湖を横切る浜名バイパスが印象的な浜名湖が見える。

 本来ならここから次の新居宿までは船である。現在では電車が一般的であろう。でも、どうしてかJR東海道線沿いを歩いてしまった。まぁ、浜名湖の綺麗な光景を見れたので善しとしよう。


 左は舞阪宿脇本陣のパンフレット。ここに江戸時代の宿泊施設の紹介がされているのでそのまま記す。

◎本陣
 大名・公家・幕府役人などが宿泊したり、休憩するための施設。平屋建てを原則とするが、他の旅籠屋と違い、門・玄関・上段の間などを造ることが許されていた。

◎脇本陣
 本陣の補助的旅舎で、副本陣に当たる。平常、旅籠屋を営んでいるが、大通行の時など、本陣の利用が重なった場合には本陣の代わりをつとめた。

◎旅籠屋
 武士や一般庶民を宿泊させた食事付きの旅宿。

◎木賃宿
 旅人が薪代を払って自炊する宿屋。