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お気軽東海道うぉーく

(赤坂宿〜藤川宿〜岡崎宿〜池鯉鮒宿)



赤坂宿と藤川宿の間宿として本宿があります。
名前からすると本宿の方が本物のような気がしますが、とりあえず本宿は間宿です。



このあたりにちょくちょく見かけたのが、岡崎市ボランティア連絡協議会なる団体(?)の小さな道標。
なんとなく微笑ましいですね。



くねくね曲がった旧東海道を串刺しにするように通る国道1号線を何度も渡り、藤川宿に到着。
ここには藤川宿資料館があるとのことで、少し期待してたのですが、とっても小さくちょっと残念。
しかし全体的には一里塚やまばらに残る松並木などで、旧街道の雰囲気はあります。



名鉄名古屋線の踏切を渡るあたりから立派な松並木の登場。藤川の松並木で御油のそれにも負けない規模です。



しばらくは淡々と歩くことになりますが、突然あらわれる大平一里塚は素晴らしいの一言。
国指定の文化財になっているのも納得できる、一里塚らしい一里塚です。



岡崎宿に近くなると案内図をきちんと確認しながらでないと、街道から外れてしまいそうな「岡崎城下二十七曲がり」になります。
外敵に対して城までの距離を伸ばすために、屈折の多い道とした岡崎は城下町の典型。



街道ウォーカーにとっては、この二十七曲がりを一つ一つ曲がっていくのが楽しいのでしょうが、なにしろ私はバテました。
本陣そばにホテルを予約してあったので、そこに飛び込みビール飲んでバタン。

次の日は二十七曲がりの途中からスタート。
しかし、太腿の付け根が下着で擦れてイタイイタイ。
このままでは歩けないと思い、地元のコンビニみたいな店でバンドエイドを買って応急処置。
膝が痛いものの、ちょっとは楽になったので、知立目指して歩きます。



特に見るべきところもなく淡々と歩いていたら、とても雰囲気のある大きな建物が表れました。
八丁味噌の工場です。
味噌にはほとんど興味のない私ですが、「八丁味噌」の名前だけは知っています。



国道1号線をひたすら歩き、柿崎の松並木入口にあたる旧道との交差点にあったマクドナルドで休憩。



尾崎一里塚を見ながら進むと、永安寺の雲竜の松なる素晴らしい枝ぶりの松の巨木を発見。
松並木も良いですが、このような巨大な盆栽のような松も見ごたえあります。



続いて見事な来迎寺の一里塚。
道の両側にきちんと残されている一里塚は珍しいです。



知立の松並木を過ぎてしばらく歩くと池鯉鮒宿に到着。



本陣跡がわかりづらく、近くの自転車屋さんのおじさんに聞いてやっと見つけました。
なんと街道沿いではなく、一本奥の道沿いに本陣跡がありました。
今回は日ごろの鍛え方が足りないせいで、足が悲鳴を上げたためここで終了。