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お気軽東海道うぉーく

(桑名宿〜四日市宿〜内部)



2日目は先日の続き、矢田立場からスタート。
立派な常夜灯を過ぎると員弁川(町屋川)に突き当たります。昔はここに橋がかかっていたそうですが、現在は少し下流の町屋橋を渡ります。



昨日今日と東海道のシンボル的存在の松にほとんどお目にかかってないですが、なんと並木として植えられた大きな榎がありました。このあたりの松は伐採や松くい虫にやられたりで跡形もなくなっているそうです。



空は晴れているのですが、大気の状態があまり良くないようで、強い風とともに真っ黒い雲が流れていきます。

そんな時、ちょっと曲がりくねって、どこが旧東海道かわかりづらくなる所に手作りの案内板がありました。「東海道はこちらでござる」。そうですか、わかりました。



三岐鉄道のガードと関西本線の踏切を渡ると富田の一里塚跡。
富田は間の宿だったらしいです。四日市まではあと約4キロ。



割と普通の道をひたすら歩くと海蔵川の手前に三ツ谷一里塚跡。石碑はあるが面影は無し。しかしここにはベンチが置いてあったので、痛い足を休めるために休憩。



そこから間もなく四日市宿です。二宮病院近くが四日市宿の中心らしいのですが、これといった標識も見当たらず、国道一号線を横切ります。



すぐに諏訪神社、そしてなんとアーケード街に突入。結構長いアーケードを通り過ぎると、それなりに旧街道らしさが出てきます。



時々松並木の名残りがあったり、案内板があったりで街道ウォーカーには楽しめます。

しばらく進むと東海道と伊勢参宮道の分かれる日永の追分になります。

ここで近鉄内部線の踏切を渡って線路沿いの道を歩けば、本日の最終ポイントとした、内部駅に着きます。

ここは近鉄内部線の終点です。
頑張ってこれより先に行くと、かなり先に行かないと電車がないため、痛い足には無理ということで、これにておしまい。
1時間に1本しかない電車でしたが、ラッキーなことに10分ほどで出発することができました。
なんとワンマン電車でした。

今回から私の東海道ウォークは少しばかりハイテクになりました。
まずはスマホにしたので、わかりづらい所はGPS 機能を使って自分の位置を確認することができます。
それ以上に助かったのはGoogle 地図に旧東海道のルートが書き込まれたサイトが出来たことです。
この二つのお陰で今回はホトンド迷わず終えることができました。
行く前にいろいろ調べてからでないと旧東海道を歩くのは困難だった約15年前に比べると、本当に便利になりました。
今回は内部という所て終了することにしました。