東海道ウォーク | 川崎ー神奈川 |
広重東海道 (川崎ー六郷渡舟) |
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六郷川(多摩川)の渡しの場面を描く。向こう岸に見えるのは川崎宿。家が川岸ぎりぎりのところに立っているが実際はどうだったのだろう。沼津の狩野川でも同様に描かれている。 |
東海道本線、京浜急行等を渡ったりすぐ横を歩いたりする区間。また川崎は大きなビルが立ち並び、区画整理等で本当の旧東海道は無くなっていると思われる。それだけに地図をしっかり確認しながら歩かないと道に迷ってしまう。 ただ、史跡旧跡は所々にありそれなりに楽しめる。 |
多摩川を渡り裏道を少し進むと田中本陣跡(写真左)、また少し進むと問屋場跡、佐藤本陣跡と続く。ただ問屋場跡と佐藤本陣跡はいつのまにか通りすぎてしまった。 八条畷駅手前に芭蕉句碑(写真中)がある。「麦の穂をたよりにつかむ別れかな」とあるそうだが、残念ながら私には短歌、和歌、俳句の類いはよく分からない。芭蕉や西行らの句碑はこれ以降も東海道にはたくさんある。 芭蕉句碑から約1km歩くと稲荷小社の敷地内に市場一里塚碑(写真右)が立っている。 更に4km程度歩くと国道15号との合流点には生麦事件碑がある。ここの記念館だったか資料館だったかで、生麦事件に関する講演の最中で、その建物の前で客引きのように呼び込みをやっていた。本当はここで写真の1枚でも撮りたかったのだが、何か言われそうなのでそのまま通り過ぎてしまった。 |